「ローカル・ブルー・オーシャン・ビジョン推進事業」とは

 海洋ごみの回収・発生抑制の実効性を高めるため、自治体と企業等の連携による自走性ある取組の実証を支援し、「美しく豊かな自然を保護するための海岸における良好な景観及び環境並びに海洋環境の保全に係る海岸漂着物等の処理等の推進に関する法律」に沿って広く展開していくことを目的とした環境省の事業です。

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 ・採択について 令和7年度ローカル・ブルー・オーシャン・ビジョン推進事業の実施自治体の決定について(追加) | 報道発表資料 | 環境省(外部リンク)
 ・事業募集について 令和7年度ローカル・ブルー・オーシャン・ビジョン推進事業の実施自治体の募集について | 報道発表資料 | 環境省(外部リンク)

取組の目的

下田市は美しい海岸線と開国の歴史を持つ一方、観光と漁業を基幹産業とする海洋環境の保全が重要な課題となっています。そのため、持続可能で魅力的な地域社会の実現に向けて、本事業ではビーチ環境保全の様々な取組を連携させる「下田市グローカルCITYプロジェクト」を展開しております。今年度は、シップス(株)と環境保全のためのオリジナル製品制作、上智大学による環境保全勉強会や、プロダイバーによる海底清掃、関係企業を招いたシンポジウム等を開催するとともに、市がハブとなって企業同士の連携を促すことで取組の相互支援を図るとともに、地域の持続可能な発展を目指します。

取組の概要

■ 清掃活動(市、シップス、ライフセービングクラブ、豊島、MORE企画)
 ・遊泳者を対象に市内7箇所の海水浴場で開設期間中の約2か月間毎日、下田ライフセービングクラブを中心としたビーチクリーンを行います。
 ・MORE企画と連携しプロダイバーによる市内の港の海底清掃を行います。

■ 日常のペットボトルの排出量削減の取組(市、シップス)
 ・シップスと連携し、オリジナルマイボトルを作成し、下田市内在住者に向けた無料配布を行うとともにペットボトルやマイボトルの使用に関するアンケート調査を実施します。

■ 普及啓発(市、上智大学、シップス、MORE企画)
 ・産学官の強みを生かした連携企業を巻き込んだ海洋ごみ対策をテーマにしたシンポジウム等を開催します。

■ 推進体制構築(市、上智大学、シップス、MORE企画 等)
 ・個々の事業でかかわる企業の横のつながりを作り、下田市の海ごみ対策を推進するための体制づくりを行います。

★連携団体HP:
 ・(株)シップス:SHIPS 公式サイト
 ・豊島(株):豊島株式会社
 ・NPO法人 下田ライフセービングクラブ:下田ライフセービングクラブ
 ・上智大学:上智大学|Sophia University
 ・NPO法人 MORE企画:MORE企画 | 環境問題 | 日本、静岡県伊東市