平成25年には風疹が流行しました。
再流行に備え、予防接種を受けるなど、感染予防に心がけてください。風しん流行の中心は、20歳以上の男性ですが、女性や他の年代の報告もあります。免疫を持たない若い世代では注意が必要です。
また、妊娠中または妊娠している可能性のある人が感染すると、生まれてくる赤ちゃんが 先天性風しん症候群 になる可能性もあるため特に注意が必要です。

先天性風しん症候群について

風しんに免疫を持たない女性が妊娠中(特に初期)に風しんに感染すると、白内障、先天性心疾患、難聴などをもった赤ちゃんが生まれる可能性があります。
そのため、特に妊娠中の人は、風しんに感染しないよう特に注意する必要があります。

  1. 免疫が低い可能性がある妊婦と同居しているご家族(夫、子どもその他の同居家族など)
  2. 10代後半から40代の女性(特に、妊娠希望者又は妊娠する可能性の高い方)
  3. 出産直後の女性

以上のうち、風しんにかかったことがない人、予防接種を受けたことのない人、抗体検査をして免疫が低かった人は、予防接種を受けることもご検討ください。
なお、妊娠している人や妊娠している可能性のある人は、予防接種を受けることはできません。不明な場合は、かかりつけ医師にご相談してください。
また、予防接種を受けた後23か月は妊娠を避ける必要があります。

風しんの発生状況等に関する情報

静岡県健康福祉部 感染症情報センター(外部リンク)
国立感染症研究所 感染症情報センター(外部リンク)