国民健康保険とは、みんなでお金を出し合い、個々の医療費の自己負担を軽減しようという助け合いの制度です。職場の健康保険に加入している人や、生活保護を受けている人を除くすべての人が国保に加入します。

加入するのはこんな人

・お店などを経営している自営業の人
・農業や漁業などを営んでいる人
・退職して職場の健康保険などをやめた人
・パートやアルバイトなどをしていて、職場の健康保険などに加入していない人
・外国人で住民登録をしていて、3か月以上日本に滞在するものと認められた人

保険証は大切にしましょう

保険証は国保の加入者であることの証明書で1人に1枚交付されます。お医者さんにかかるときに窓口に提示すれば、医療費の一部を負担するだけで医療が受けられます。大切に取り扱いましょう。

保険証は取り扱いにご注意ください

・交付されたら、記載内容が正しいか確認して下さい。
・記載内容は、勝手に書きかえないで下さい。
・他人との貸し借りは絶対にやめましょう。

70歳以上の人について

・令和2年8月1日より70歳以上75歳未満の人には、自己負担割合が記載された「国民健康保険被保険者証兼高齢受給者証」が交付され、こちらの提示のみで医療機関の受診が可能となりました。
※いままで交付されていた「国民健康保険高齢受給者証」が廃止となりました。
・75歳以上の人は、国民健康保険を脱退して、「後期高齢者医療制度」に加入します。

修学などのときには

 修学などのために転出する場合は市区町村への届出が必要です。届出がないと国保の資格を失い、保険証は使えません。